i-ocha.com お茶のみょうこうえん
いろんな方にほんとうにおいしいお茶に巡り会っていただける…そんなお店を目指しています





伊勢のお茶やさん
( みょうこうえん)
担当:荒木俊明
三重県伊勢市一之木2-3-10
〒516-0071
TEL:0596-28-3963
営業 10:00〜19:00
i-ocha@i-ocha.com

●伊勢茶について

■生産量は
 伊勢茶を生み出す三重県は、静岡県、鹿児島県に次ぐ全国第3位のシェアを持つ主要生産県である。
 特に、かぶせ茶では、全国第2位であり、約30%と非常に高いシェアを占めています。
 また、近年需要が高まっているアイスクリーム用等加工用原料茶については全国第1位82%と非常に高いシェアを占めています。
■地形・気候との関係
 三重県は、南北に細長い地形となっており、西北に鈴鹿山脈や台高山脈、東南は伊勢湾と熊野灘に面し、県下の大半の地域の平均気温は、14℃〜15℃と温暖で、年間降水量1500ミリ以上の地域では、ほとんどが茶の生産適地です。
 恵まれた立地条件の中で栽培された茶は生育が良好なことと、二番茶までしか採摘しないため、葉肉が厚く渋味濃厚で、三煎目まで味や香気の変化がないという特徴をもっています。近年では防霜ファン整備もほぼ完了し、製茶工場の近代化や大型化が進むなど生産基盤も整備され、高品質茶が生産されています。
■地域別の特色
 伊勢茶の中心的な産地は、北西地域と中南勢地域で、北西地域では鈴鹿市、四日市市、亀山市を中心に煎茶、かぶせ茶が多く、最近ではてん茶、モガ茶等の需要に見合った生産も行われている。中南勢地域では、大台町、度会町で煎茶が生産され、飯南町及び飯高町では、深蒸し煎茶が生産されています。

■品目別の特徴
◆玉露 茶の木に覆いをして、柔らかな葉に育てた茶。渋味が最も少なくうまみ成分が多い。
◆かぶせ茶 玉露と同じく覆いをして育てるが、覆いをする期間が短い。玉露と煎茶の中間の味と香りです。
◆煎茶 日本茶の代表選手。うま味と渋味が調和したさわやかな味が特徴。
◆深蒸し茶 煎茶よりも深く蒸して苦味を抑えた茶で、濃厚でマイルドな茶です。
◆抹茶 玉露と同じく覆いをして育てた茶を乾燥させて石臼で粉にしたもので、茶道に使われます。
◆番茶 夏・秋に摘んだ大きく固めの葉を原料とした茶をいいます。
伊勢茶の歴史
■歴史
 平安時代の延喜年間(901〜922)に現在の四日市市水沢にある一乗寺の僧玄菴が、空海(弘法大師)によって中国の唐から伝えられたという茶の木を植え、栽培したのが始まりであるといわれ、その地は「冠山、茶の木原」という名称で、昭和56年3月26日に四日市市指定記念物(史跡)に指定されました。訪れてみると1000年以上前のお茶が、大木となって、そこに現存しています
■近代史
 製茶工業として盛んになったのは江戸時代終わりからで、横浜から日本茶がアメリカ等に輸出されるようになり、四日市〜横浜間の定期航路開通で水沢産のお茶が運ばれるようになってからです。三重郡四郷村の5世伊藤小左衛門が輸出品として茶の有望なことに着目し、自ら製茶事業を拡大していくとともに付近村落のものに茶園をつくらせました。その後、製茶工業はますます盛んになり、横浜・神戸を経て輸出をするとともに四日市港からも輸出を行い大正9年には総輸出額の40%を占めていました。しかし、その後静岡に比べて加工工程の機械化の遅れや、第1次世界大戦後の不況の影響で当地域の製茶工業は衰えてしまったのです。かくて、昭和の初期には三重県は茶産地でありながら、その大部分は荒茶のまま京都・静岡におくられることにな
ったのです。